「石津健介と青山通り」というBSTVを見ていて思い出した。
30年以前に買ったジャケット、ブランドは「Mr.Van」青山の404という店で買ったと記憶している。細身だったのですぐにきつくなり着られなくなったが、思い立ってタンスの奥から引っぱり出して、着てみた。
6月に胃がんの手術をしてからは、体重は54kg以上増えなくなっている。当時は58kgだったから、当然楽に着ることができた。風合いもそのままなのには驚いた。
今年の2、3月頃から食べた物の消化がにぶくなり、医者にかかっていたが、6月1日に自分で救急に駆け込んでから、6月19日に手術をするまで点滴。口から入れる物は水のみ。退院してからもいっこうに体重は増えない。
手術は腹を開いたがなにもせず閉じた。胃の出口は完全にがん細胞でふさがっていてその周囲にも転移がみられた。ただ、使えそうな残りの胃の部分に小腸をつないで人工肛門だけは、ご丁寧に付けてくれた。
6月末には退院したが、5週間を1クールとする化学療法を続けている。
今日から4クール目でTS-1を飲み薬で3週間つづけ内5日程入院してシスプラチンの点滴。2週間の休薬というパターンである。
術後の主治医の話を聞いた時にはもう1,2ヶ月の命かと思ったが、不思議と、普通に生きて生活している。週5日の会社勤めも以前のまま続けている。最近やっと仕事場の近くの中華屋でタンメンが以前のように食べられるようになった。
なかなか、ブログに書き込めず今回、VANをきっかけに書かせてもらった。